「“ビッグイシュー”を買ってあげて下さい」
皆さん、「ビッグイシュー(BIG
ISSUE)」を知っていますか。これをご存知の人は相当好奇心を持って街をうろうろ歩いていますね。これは雑誌の名前です。しかし、書店では売っていません。買うためには、街角に立つ販売員から直接お金を払って手にするしかありません。
そろそろ、種明かしをしましょう。これはホームレスの人の自立支援のためのプロジェクトとして行われている事業の一環として、ホームレスの人が販売員として街頭で売っている雑誌の名前です。現在は1冊300円で売っていますが、そのうち160円が販売員の取り分ということです。
大体東京都内ならば、山手線内JR駅や主な私鉄沿線の主要駅の構内や周辺で売ってます。ターミナル駅ならば間違いなく近くに販売員がいます。私は見かけたら必ず買うようにしていますが、その際、「頑張って」などと声を掛けるようにしています。
私のような「奇特な」人間が最低10人いるとして、毎日10冊売れれば1600円が懐に入ります。これだけ収入があれば、贅沢はしない限り、そこそこ最低限の暮らしはできるはずです。大体一日35ないし40冊を販売目標としているようで、これだけ売ればホームレスから抜け出すことも可能でしょう。
新聞か雑誌で読んだのですが、なかには売るための工夫をして、大量に売りさばく販売員もいるそうで、早々にホームレスから卒業していった「豪の者」もいるとのことです。
私がその存在を知ったのも、偶然街角で見かけたというきっかけで、組織的な広告宣伝をやれるだけの資金力がないものと思われます。そのため、「口コミ」により知名度を上げる以外によい方法がないのかもしれません。この記事も、「応援してあげたい」というささやかな気持ちで書いていますので、皆さん、是非“ビッグイシュー”を買ってあげて欲しいと思います。